インパクト起業家必見!愛されるクリエイティブの作り方と課題設定の重要性【第2回 Knot Program2024 】

  1. Knot program

2024年6月18日、実践型インパクト起業家育成プログラム「Knot program(ノットプログラム)」の第2回定例会が開催されました。大久保亮さん(株式会社Rehab for JAPAN 代表取締役社長CEO)、石井洋介さん(株式会社omniheal 代表取締役)を講師に迎え、6チーム・10名の起業家たちは、事業作りに欠かせない「課題の深掘り」や「愛されるクリエイティブの要点」について学びました。本記事では、第2回定例会での課題発表や講義の様子をお伝えします。


【イベント概要】

実践型起業家育成プログラム「Knot Program2024」第2回定例会

主催:株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ、おうちの診療所 Presented by 東京ウェルネスインパクトファンド

日程2024年6月18日(火)
開催場所オンラインZoom
内容課題発表:テーマ「課題・解決策フィット」
講義:テーマ「愛されるクリエイティブの要点」
参加者<起業家> ※敬称略、順不同
1) 高山 耕輔(株式会社EightLab )
2) 鈴木 円香(株式会社COMARU)
3) 伴 大輔(TherapEase)
4) 酒井 和也(Reinvent health)
5) 鶴田 桂子(株式会社BANSO-CO)
6) 土井 理美(株式会社BANSO-CO)
7) 伊角 彩(株式会社BANSO-CO)
8) 大平 智祉緒(株式会社RingsCare)
9) 岡田 里香(株式会社RingsCare)
10) 上野 榛華(株式会社RingsCare)

<講師>
大久保 亮(株式会社Rehab for JAPAN 代表取締役社長 CEO)

<メンター / スタッフ>
青木 武士(キャピタルメディカ・ベンチャーズ) 
本田 克徳(キャピタルメディカ・ベンチャーズ)
河村 由実子(キャピタルメディカ・ベンチャーズ)
石井 洋介(おうちの診療所)
和田 誠一郎(マネックスベンチャーズ)
西河 佑夏(マネックスベンチャーズ)


【講師紹介】

大久保 亮(株式会社Rehab for JAPAN 代表取締役社長 CEO)

1987年11月18日長崎県壱岐市生まれ。リハビリ養成校を卒業後、通所介護事業所や訪問看護ステーションにて在宅リハビリテーションに従事。働きながら法政大学大学院政策学修士を取得。要介護者、介護現場で働く人、地域住民まで、介護に関わるすべての人が安心していきいきと活躍し続けられる世界の実現を目指して2016年6月株式会社Rehab for JAPANを創業。「リハプラン」を開発。日本介護協会関東支部副支部長。

石井洋介(株式会社omniheal代表取締役 / おうちの診療所中野 院長

2010年高知大学卒。消化器外科医として手術をこなす中で、大腸癌などの知識普及を目的としたスマホゲーム「うんコレ」の開発・監修、「日本うんこ学会」の設立を行う。厚生労働省医系技官や経営コンサルタント等を経て現職。おうちの診療所目黒、秋葉原内科saveクリニックにて共同代表を務める。著書に『19歳で人工肛門、偏差値30の僕が医師になって考えたこと』(PHP研究所、2018年)など。

【タイムスケジュール】

19:00〜19:05    イントロ
19:05〜19:40    課題発表「課題・解決策フィット」講師:大久保 亮氏
19:45〜20:15    講義「愛されるクリエイティブの要点」講師:石井 洋介氏
20:15〜20:30    質疑応答・クロージング

課題発表「課題・解決策フィット」

講師:大久保 亮(株式会社Rehab for JAPAN 代表取締役社長 CEO


5月に行われた第1回定例会の講義では、大久保さんよりビジネスを成長させるための課題定義の重要性と、インパクト起業家として成長していくために大切なマインドセットについて伝えられました。

5月に行われた講義の様子


今回は、講義終了後に大久保さんから出題された以下の課題に対する発表が行われました。

Q. あなたが解決したいビジネス課題を、以下のポイントを含めて語ってください。
・あなたのお客さんの課題(理想とする姿・状態)は何ですか?
・お客さんの課題解決に向けた問題点は何ですか?
・今、そのお客さんの課題を解決している代替手段はなんですか?
・自分達の提供価値は何ですか?

6チーム・10名の起業家たちは、3分間の発表を行い、大久保さんからフィードバックを受けました。「お客さんは誰なのか」「真の課題は何なのか」「現在の解決策でフィットするのか」「仮説検証は適切か」といった多角的な視点からの的確なフィードバックにより、起業家たちは自らの事業を見直す貴重な機会を得ることができました。

起業家からは、「今後も医療的価値を向上させながら体験も向上させる仮説を検証していきたいと思いました」などのコメントが寄せられました。


講義「愛されるクリエイティブの要点」

講師:石井洋介(株式会社omniheal代表取締役 / おうちの診療所中野 院長


医療現場で医師として働く傍ら、大腸がん検診率向上を目指して開発されたスマホゲーム「うんコレ」や、人生会議を疑似体験できるボードゲームなど、さまざまなプロダクトを世に生み出し続けている石井さんに、「愛されるクリエイティブの要点」についてお話いただきました。

クリエイティブにおいては、上位概念を決めることで戦略の決定が容易になります。ビジョン、ゴール、環境分析、セグメンテーション、ターゲティング、ポジショニングなど、クリエイティブの成功に不可欠な要素を体系的に決めることの重要性が伝えられました。

「クリエイティブは天才のひらめきだけでなく、計画的かつ戦略的に構築できるもの。ロジック(左脳)とマジック(右脳)の反復横跳びをすることで良いクリエイティブが生まれる」というメッセージとともに、「まずは自社のサービスが対象としている人たちが目にするクリエイティブを多くインプットすると良い」という実践的なアドバイスもいただきました。

講義を受講した起業家からは、「医療のクリエイティブはマジメなものばかりなので、石井さんの講義は目からうろこでした!」「ターゲットがだれで、どう伝えたらアクションにつながるか、ちゃんとロジックでつなげることが大事だと理解しました。自社プロダクトをどう伝えるか次回に向けて考えていきます」などのコメントが寄せられました。



【まとめ】

今回の定例会では、適切な課題設定とその解決策を明らかにすることを目的に、「課題・解決策フィット」に関する発表が行われました。また、「ヘルスケア×クリエイティブ」をテーマとした講義を通して、愛されるクリエイティブの要点について学びました。

次回の第3回定例会までの1ヶ月間、6チーム・10名の起業家たちは、事業のキービジュアル作りに取り組みます。11月の最終成果発表会までに、どのような事業に磨き上げられるか楽しみですね。メンターや運営メンバーも全力でサポートしていきます!

プログラムの様子は、こちらのサイト内で適宜配信してまいります。また、キャピタルメディカ・ベンチャーズのTwitterや、SHIPのTwitterでもプログラムの様子は配信していきますので合わせて御覧ください。

5月の講義後に撮影した集合写真


【文=河村由実子】